はてな飲み会での経験もあって、幹事やったりするのが何気に好きなのですが、そんなこともあって、この4月はサークルの新歓幹事をやっていました。そんな中、見学に来た後輩の1人に、3浪して早稲田の教育学部に入ったという新入生がいた。ぶっちゃけ、おれより年齢的には1つ上なんだけど、童顔なのと大学慣れしていない初々しさのせいで年下だと思っていた(笑)
また、この春に、おれの予備校時代の友達が2浪の末に早稲田の人間科学部に入学した。その友達は、1浪していた時には早稲田の人科に補欠として残っていたものの結果として合格者には含まれず、MARCHにも全落ちで明治学院の法学部に進んでいた。
補欠で合格できなかったことは、相当に悔しかったらしいが、ダメだったものは仕方ないと、バンドサークルに入って友達を増やしたり、焼き肉屋でバイトしたり、好きな人と付き合ったりして、大学生活をそれなりに楽しんでいた。でも、そんな生活にもどこか満足できない自分がいたらしく、冬くらいになると、どうして補欠まで残っていたのに落とされたのかと納得ができず、悩み、再受験を決意したらしい。
バイトもやめて、予備校生だった頃に使っていたテキストを永遠と復習して、ボロボロに使いこんでいた単語帳をひっぱり出してきて再び覚え直し、年が明けてからは大学にも行かずにひたすら家で勉強していた。再受験のことを親に話したのも直前だったため、理解してもらえず、受験費用は貯めていたバイト代で払うことに。でも、明学での大学生活も楽しんでたために貯金は少なかったらしく、受験できたのは早稲田の人間科学部ひとつだけ。にもかかわらず、試験当日は不思議と落ち着いていて、これで落ちたら諦めがつくと思っていたらしい。
結果は合格。現役の時も1浪の時も何度となく「残念ながら…」の冷たい声を電話口で聞かされていた彼女は今回初めて「おめでとうございます!」の声を聞いて心底感動したらしい。「残念ながら…」以外のバリエーションがあったなんて知らなかったと興奮しながら言っていた。
2月の終わりくらいのある日、深夜1時過ぎにいきなり電話の着信音で起こされて合格の報告をされた時は、いったい何のことかと一瞬理解できなかった(笑)まさか早稲田を再受験していたとは。しかも合格していたとは…!
まぁ何を言いたいのかと申しますと、id:fjord-2006くん、がんばれってこと。