全学部入試って、大学的には検定料でガッツリ儲かる素敵な入試方法らしいですね。いや、別に否定的な意味で言ってるのではありません。大学も収入がないと学校経営ができないわけですから、積極的に新しいことやる大学に僕はわりと好印象を持ってますね。
ただ、受験生からすると、個別日程の募集枠が減ったりして不利益を被る人もいるのかな。まぁ頑張ってきた人には、実際のところあんまり関係ないので、ぜひ自分の力を信じて下さい。
直前期って何を勉強したらいいのか分からないって人は、慣れ親しんだ単語帳とかテキストをやるのがいいですよ。でも、できるところを何度チェックしても意味がないので、苦手なところ・記憶が曖昧なところを最優先で。ちなみに、この時期に過去問を解くのは微妙。確かに、本番の予行演習にはなりますが、前日に解いてみて5割しか得点できなかったとかだったりしたら絶望以外のなんでもないので、あまりお勧めしません。ただ、英語長文の演習教材がないって人は明治の赤本とかで代用するのはいいかもしれません。あと、中央は文法問題とかもあるので、総合問題で出題される大学を受験する人なら演習用にいいかも。
この時期は社会ばっかりに時間を割きがちですが、英長文とか古文も、たまに読んでないと感覚を忘れるので注意した方がいいですよ。ってか、この時期は毎日全科目の復習をするもんですが。
試験当日は受験票と時計を忘れないように。あと、最初の試験科目で手応えがなくても諦めずに残りの試験科目を全力で解くこと。僕は昨年に学習院の経済を受験したんですが、英語が妙に難化して「浪人したのに学習院すら受からないかも…」と落ち込みましたが、蓋を開けてみたらちゃんと合格してました。早稲田の時も英語ができなくて凹みましたけど、学習院での経験もあって気にせず他の科目も頑張るようにしたら何とか社学には合格しました。
世間には優秀な人がたくさんいて、センターで早稲田や慶應に合格しちゃうような人もいます。(id:Pistoriusさんおめでとうございます!)でも、そういう人はぶっちゃけ東大とか医学部とか旧帝大とかを第一志望としている人なので、大学側も入学予定者とは見てませんので、優秀な人がたくさん受けた場合には水増し合格をたくさん出します。ですから、私大を第一志望にしてる人は変に卑屈にならずに最後の入試が終わるまで走り続けて下さい。