「どうすれば上手に生きられるの?」

「貴方には到底無理な話よ」

「つまり、僕は…死ねばいいの?」

「そうかもしれないわ」

「そっかぁ」

「ミートボール、食べる?」

「いらない。どうせミートホープ社の製品でしょ?」

「違うわ。冷凍食品よ」

「冷凍食品…冷凍都市…冷凍蜜柑…」

「そんなふうだから薩摩や長州にやられるのよ!」

「五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿い!!」

「もう六月よ?」

「黙れ!どっちにしろ数日で七月だろ!」

全共闘時代の人が貴方を見たら、笑うでしょうね」

「もう全共闘なんて流行らないよ」

「白けてるわね」

「関係ないだろ?」

「そうね。貴方と話すくらいなら、前転してる方がましだわ」

「ごめん。今度、一緒に食事でもしようよ」

「何処で?」

「駄菓子屋」

「素敵…☆」