ごはんをつくる。

朝・昼・晩という具合に、平均的な人ならば、毎日3回は機会がやってくる「食事」。

仕事をしている平日は、あんまりゆっくりとごはんを食べるような余裕はないのだけど、だからこそ最近の休日は、できるだけ自炊して、食事をとるようにしている。

 

本当は外食しちゃった方が楽なのだけど、せっかく調理器具とかもそろえたので、この機会に、余裕のある時は、ごはんをつくるようにしている。

 

「四つ切り、、ってどう切るん?」

「キャベツの外側って、どれくらい捨てちゃうもの?」

「じゃがいもって、芽が出てきても取っちゃえば大丈夫?」

 

信じられないくらい壊滅的に料理の基本を知らない人なので、予習したり、必要に応じて確認したりする作業もあり、所要時間として表記されている時間よりも多くかかってしまう。

そもそも、包丁の扱い方だって、そんな慣れた手つきではなくて、上手な人からしたら危なっかしい使い方な気がしている。思うように均等に切れない、なんてことは、ちょくちょくある笑。

 

だけど、料理は楽しい。

 

切る、剥く、焼く、、食材の形や色味が変化して、一時はバラバラになった食材が、最終的な料理として結実する。成果が形になって目に見えるから、すごくやりがいがある。ごはんを炊きつつ、お鍋で煮込みつつ、使用が完了したまた板を洗うことで効率化を図る、なんて、工夫の余地もあったりして、やり込み要素は満点。

 

しかも、できあがった成果の検証は、自分が食べて美味しいと思えるかどうかだから、すぐに成果検証もできてしまう。PDCAを、ぐるぐる回せる。

 

その上、普通にお店で食べたら、安いところでも、700〜1,000円くらいかかっちゃうようなごはんも、自炊すると、半額くらいにおさえられる。

 

知的な好奇心と食欲の両方を満たせる上に、コストカットできるとか、最高じゃないか。